よく考えてよ…

埼京線同様に、
京浜東北線も田端〜品川間で山手線と並走している。
だから、
山手線の同区間で人身が起きれば
京浜東北にも当然影響を与える。
だが、この(京浜東北&山手)並走には利点がある。
田端〜品川間は進行方向別ホームになっており、
(同方向の電車ならば階段を使用せずに相互に乗換可能)
おまけに、この2線は本数が多いので、
列車の待ち時間が非常に短くてすむ。


しかし、
池袋〜大崎間の埼京線の場合は
事情が全く異なる。
まず、
池袋〜大崎間において
ホームが進行方向ごとになることは、ない。
さらに言えば、
新宿駅では、
埼京線が1〜4番線なのに対し、
山手線は12・13番線だったり、
渋谷駅では、
埼京線ホームは山手線ホームから約300mも離れた所にあり、
お世辞にも乗り換えがしやすいとは言えない。


そして、
これだけホームが遠いにもかかわらず、
埼京線湘南新宿ラインは本数が少ない。
(ダイヤ改正に期待!)
つまり池袋〜大崎間を、
電車の乗車時間で単純に考えれば、
埼京線の方がより速く移動可能だが、
“電車が来るまでの待ち時間”を考えれば、
山手線の方が速いことが非常に多い。


こんな状況であるにもかかわらず、
最初に戻って考えてみると、
埼京線は山手線の影響を受ける”のだ。


山手線の影響を受けるとどうなるのか?
まあ埼京線は遅れるわなぁ。
そして、
埼京線の大宮〜赤羽間の快速運転が中止される。
(通勤快速と各駅停車では10〜15分ほど変わる)
さらに、
普段なら川越行きという電車があるのだが、
それが大宮行きとなり、
例えば、
川越〜大宮・大宮〜新宿という風に、
大宮駅で見事に分断される。
要するに、
大宮まできても、
川越行きが到着するまでは身動きが取れない。
(普段は川越〜大宮間は20分に1本程度の運転)


さらに、
川越〜日進(大宮駅の隣から)は単線であり、
駅間を1本の電車しか通れないので、
駅での電車同士の待ち合わせがよくある。
しかも、埼京線
上り電車は定刻運転せよというお達しがあるらしく、
上り電車を優先運転させるために、
下り電車は待ち合わせに10分以上費やすことも稀ではない。


要約すると、
家までめっちゃかかるんだよ!!(涙)


だから、
山手線で人身を起こされた日にゃ、
普段は1時間かかるところを、
2時間かけて帰る羽目になる。。。
(今日は諦めて2時間以上かけて別ルートで帰宅したが)