恋愛とは何なのか?

“人生とは高木ブー!”と
おっしゃっていたのは、尊敬する大槻ケンヂ師匠だ。
(ソロアルバム『対自核』の『ボヨヨン伝説』の中の一節にある)
僕自身、この18年間を振り返ってみると、
確かにその一言が一番マッチしてると思う。
では、恋愛とは何なのか?
友人Iが、
“恋愛とは壮大な先物取引だ!”
と言ってた。
確かに、
今後の人生を決めていく上で、
恋愛以上の先物取引はないとは思うが、
どうもしっくりこない。
なぜ僕がこんな答えの出ないような問題を、
考えてみる気になったか?
今日、塾で、
あれは16時ごろだったと思うが、
全くやる気の起こらない、
典型的な五月病にとりつかれた僕は、
塾の外で一服を…といっても、
煙草は苦手なので吸ってたわけではないが、
コンビニで購入したカップスープを持ち、
感慨にふけっていたときだった。
女の子が走ってくる。
もちろん自分の方に向かってきたわけではない事は、
すぐに察しがついたが、
その走っていった先をみると、
そこには、男と女が抱き合ってる。
男も走ってきた女も同じ塾の奴だったが。
なぜであろうか??
あまりにも大きかった3年間の男子校生活のせいで、
僕がただ単に、そういったシーンに慣れていないからか?
何かそこで一瞬、動いていた何かが止まった。
もっと言えば、それ以上の展開を拒否した。
…その時点からだろうか、この“恋愛”についてふと思ったのは。
以前、友人Aと話していた時、奴にこう言われた。
“愛なんて脳から出る分泌物によるものだろ?”
確かにそうかもしれない。
ドーパミンだかセロトニンだか知らないが、
分泌物によるものであることには違いない。
18年間、恋愛とは程遠い生活を送ってきた。
今後、もうすこし考えてみようと思う。